ジャマイカの選手、ドーピングの再検査で陽性反応

 2008年の北京オリンピックと2012年のロンドン・オリンピックで、陸上男子400メートルリレーを連覇したジャマイカのネスタ・カーター(30)が、北京オリンピックのドーピング再検査で禁止薬物の興奮剤に陽性反応を示したそうです。

 ネスタ・カーターはジャマイカの陸上男子短距離の選手で、ウサイン・ボルトとともに400メートルリレーの同国代表としてオリンピックや世界選手権に出場。オリンピックで金メダル2個、世界選手権では金メダル3個と銀メダル1個、100メートルで銅メダル1個を獲得しています。

 しかし、国際オリンピック委員会(IOC)が世界反ドーピング機関(WADA)と連携して北京オリンピックの454検体を再検査。その結果、カーター選手のA検体から陽性反応が出、さらに予備のB検体でも陽性反応を示したと言う事です。

 これによって、ジャマイカの金メダルが取り消され、ウサイン・ボルトも400メートルリレーの金メダルを剥奪されることになり、オリンピックの陸上競技100メートル、200メートル、400メートルリレーの3冠を2大会連続で達成も消滅します。

 また、ネスタ・カーター選手は8月に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックにも出場できない公算が大きくなるのです。

 その影響は日本にも及びます。日本は北京オリンピックの400メートルリレーで銅メダルで、ジャマイカが失格となれば日本代表が繰り上げで銀メダルになります。さらに、ロンドン・オリンピックでは4位だったので、ロンドンの検体でも陽性が出れば、こちらも日本初繰り上がって銅メダルとなります。