デング熱、69年ぶり国内感染

厚生労働省の27日発表によると、海外渡航歴のない埼玉県の10代の女性が国内でデング熱に感染したそうです。女性は現在入院中ですが、容態は安定していると言うことです。

デング熱はデングウイルスが原因の感染症で、熱帯病の一つです。主な媒介生物は蚊で、中でも特にネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介されます。ワクチンや直接的な治療法は確立されていませんが、8割は無症状であり、それ以外も軽度の症状、例えば合併症を伴わない発熱症状が現れるだけがほとんど。重症にまで発展するのは5%程度と言われています。

日本人が海外へ渡航してデング熱に感染する例は、年間200件ほどあるそうですが、国内では69年間感染の報告がありませんでした。
同省は、「国内で今後、本格的に流行するとは考えにくい。まずは海外の流行地で蚊に注意してもらいたい」としています。

発表を受けて、東京株式市場でフマキラー株が大幅高となり、年初来高値331円を更新しています。しかし、専門家によると、デングウィルスを媒介する蚊は日本では越冬できないと言う事で、今後感染が広がる可能性は低いとしています。